兵庫県播磨高等学校の取り組み「読書の学校」の模様を発信中です。

「図書だより 11月号」

※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。図書だより11月号です。今号で紹介しているのは、 先日、本校の図書室にお越しくださった 兵庫教育大学教職大学院客員教授である 廣岡 徹氏の著書『ひょうご文学散歩』です…

副校長の読書散歩 #15

あたたかな気持ちになれる小説2冊selected by 安積秀幸副校長先生 第2回目にドキュメンタリーを取り上げましたが、 今までテーマとして小説は取り上げていませんでした。私は江戸時代の文化に興味を持っており、時代小説もよく読みます。 学生時代には山本周…

「図書だより 10月号」

※画像をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。図書だより10月号です。「秋の夜長に、本と旅する一冊」として おすすめの3作品のほか、 学芸発表会に向けた参考図書を紹介しています。図書室の様子は、追ってご報告します。

副校長の読書散歩 #14

童謡・唱歌を楽しむ3冊selected by 安積秀幸副校長先生 前に小川洋子さんの『科学の扉をノックする』を 紹介しましたときに少し触れましたが、 私はオカリナを粘土で形を作り電気炉で焼いて自作しています。自分で作ったオカリナを時々演奏して楽しんでいま…

副校長の読書散歩 #13

白川静さんの3冊selected by 安積秀幸副校長先生 本を読んでいますと、ある1冊がきっかけになって 次々と関連のある本を読むことになることがよくあります。今回紹介するのも、そのパターンでした。 最初は、恩師米山徹先生からいただいた平凡社新書『白川…

「読書の秋」へのいざない

5月に姉妹校提携を結んだ インドネシア共和国のタラカニタ第1高等学校より、 もうすぐ18名の生徒の皆さんと2名の先生方が来校されます。滞在中のプログラムでは、図書室見学も予定されているため、 図書室の雰囲気を楽しんでもらえるように 歓迎の気持ちを込…

「図書だより 9月号」

※画像をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。2学期が始まりました。 図書だより9月号です。図書室の様子は、近日追ってご紹介します。

副校長の読書散歩 #12

第32回全国高校生読書体験コンクール受賞作品からの2冊selected by 安積秀幸副校長先生 6月12日に本校で開催された「高校生のための文化講演会」に先だって、 「読書への招待2013」という小冊子が 教員及び生徒全員の冊数で送られてきました。全国の高校生の…

普通科2年2組の学級登校日

8月22日は、普通科2年2組の学級登校日でした。担任の田中祐子教諭は、 普段からよく図書室を訪れてくださいます。 今回は、クラスの生徒たちにもっと 図書室を知ってもらいたいという 田中教諭の提案により、図書室で過ごすことが決まりました。好きな本を読…

頼もしい助っ人

8/3(土)は、今年第2回目となる本校の体験入学日でした。 プログラムの最後に設けられた部活動の見学の時間には、 2名の中学生が図書部を訪れてくれました。副校長先生の読書散歩コーナーや 姉妹校の展示コーナーを中心に、 40分ほどかけて 図書室をゆっく…

副校長の読書散歩 #11

科学を通して人を知ることができる文庫2冊selected by 安積秀幸副校長先生 私は、たいがい本を読むときには、 「あとがき(または解説)」から読み始めます。 ですから、あとがき→はじめに→本文→あとがきの順になります。あとがきには、その本の著者の思いが…

「図書だより 7月号」

毎月発行の図書だよりです。 *クリックすると拡大表示されます。「税」の作文の参考文献を探しにきた生徒と 一緒に図書を探したり、 貸出しにいらっしゃった先生方と 少しおしゃべりをしたり。夏休みの図書室には 普段よりも少しゆったりした時間が流れてい…

8月の図書室

スイカの美味しい季節です。 8月の図書室から、「図書室だより」をお届けします。季節の展示コーナーには、 表紙の"青"が印象的な図書を集めています。 コーナーを飾る手芸部のかわいい作品が、 図書室に涼しさを運んでくれました。 白やブルーの「アイスボ…

副校長の読書散歩 #10

自己啓発へとつながる三冊selected by 安積秀幸副校長先生 本校では『7つの習慣J』を導入して、 やる気や自主性を引き出し、 「あきらめないこと」や「頑張り続けることの大切さ」を 習慣として身につけることを目指しています。自己啓発のための本は数多…

副校長の読書散歩 #9

古代中国文化に関する二冊selected by 安積秀幸副校長先生 前回の読書散歩で水滸伝を紹介しました。 中学校に入学したころに吉川英治の三国志三巻を 寝るのも忘れて読みふけったことを思い出します。三国志や水滸伝、西遊記など中国の長編小説には 多くの妖…

副校長の読書散歩 #8

宮崎市定先生の2冊 selected by 安積秀幸副校長先生私の大学時代の恩師である米山徹先生は、 専門は物理学ですが いろいろなことに興味を持っておられ、 特に歴史についても詳しく、 多くのことを教えていただきました。米山先生は気に入った本を 古本屋で見…

六月の図書室

今月の季節の展示は、「梅雨」モードです。大喜びでしずくを追いかけるかえるや、 涼しげなイルカが窓辺でお出迎えです。特集コーナーも、複数開設しています。4月に刊行されて、あっというまに今年上半期を代表する1冊となった 『色彩を持たない多崎つくる…

ペンギン・リーダーズを通して

図書室では、さまざまな本の紹介を通じて「読書」の魅力を伝えるだけでなく、 本を通じて「学習」を支える取り組みも行なっています。その一例が、『ペンギン・リーダーズ』シリーズです。 全編が英文で書かれた同シリーズでは、 『不思議の国のアリス』、『…

副校長の読書散歩 #7

「温故知新」の意味を知る2冊 selected by 安積秀幸副校長先生 本校は教育における「不易流行」の「不易」として、 「教養」を重視して「形から入って心を育てる」ことを 大切にしています。本校が守り続け、推進してきたもの、 日本人が古くから培ってきた…

五月の図書室

新入生を迎えて早くも一カ月が経ちました。図書室内のディスプレイは、 新しい月の訪れに合わせて変化しています。季節の展示のテーマは、「端午の節句」です。手芸部の生徒による作品 (くまちゃんの傍らのアイテムに注目です) モビ―ルは “立体うろこ” の…

ケーマ・シリ校留学生来校によせて

4月26日より、 姉妹校であるタイ王国のケーマ・シリ・メモリアルスクールの 留学生が本校を訪れていました。ケーマ・シリ校の留学生をはじめ、理事長先生、 また同校で日本語を教えていらっしゃる先生など、 10名の方々をお迎えしました。 歓迎セレモニーで…

かけはし 2013年春号

*以下の画像は保存して、A4サイズで印刷することができます。 本校では、地域の皆様・保護者の方々との コミュニケーションツールとして 広報誌『かけはし』を定期的に発行しています。4月に発行した『かけはし 2013年春号』で 「読書の学校」の取り組みが取…

副校長の読書散歩 #6

司馬遼太郎さんの2冊 selected by 安積秀幸副校長先生 司馬遼太郎さんの書かれた本を読まれた方も多いと思います。 以前から司馬遼太郎さんの本は何冊か読んでいたのですが、 司馬遼太郎さんの本のおもしろさや楽しさを教えてくださったのは 鳥取市に住んで…

副校長の読書散歩 #5

ノーベル賞を受賞された朝永振一郎先生 selected by 安積秀幸副校長先生朝永振一郎先生は、1965年に 「素粒子物理学に根本的な結果をもたらした、 量子電気力学の分野における基礎的研究」 に対してノーベル賞を受賞されました。私は、大学生の時に朝永先生…

図書室も春の色

図書室は、新学期に向けて模様替えをしながら 春の色をまとっています。 副校長先生「読書散歩」に続いて、 新コーナーがオープンしました。 生徒の作品を展示するスペースです。第一号となる展示は、 手芸部の生徒によるねずみのおひなさま。 (桃の節句か…

図書部からのおすすめ #01

図書室はいつも、 生徒たちの心の居場所でありたいと思っています。図書室の部員たちとともに 行っているたくさんの工夫は そういう場所でいたいと願う図書室へ ひとりでも多くの生徒に来てもらうためです。本や、本のある場所が 心の居場所になれること。そ…

副校長の読書散歩 臨時便

「読書散歩」がきっかけで紹介いただいた本『ふゆめ がっしょうだん』 写真:冨成忠夫 茂木 透 文 :長 新太 「副校長の読書散歩」の第3回で「冬芽 ハンドブック」を紹介しました。岩崎先生から 「こんな絵本がありますよ。 冬になると子どもたちにたいへん…

副校長の読書散歩 #4

兵庫県出身 河合隼雄先生の思い出の2冊 selected by 安積秀幸副校長先生 河合隼雄先生(1928-2007) 兵庫県篠山市出身。 心理学者・心理療法家・元文化庁長官。 専門である臨床心理学だけでなく、文化全般にわたって 精力的に研究活動をつづけ、多くの著作を…

副校長の読書散歩 #3

読み物としての図鑑 selected by 安積秀幸副校長先生一般的に図鑑は、 わからない植物や昆虫などの名前を調べるために使いますが、 時々「図鑑を読んでみよう」と紹介されることがあります。最近、読んで楽しい、見て楽しい、 そんな図鑑に出会いましたので…