2014-01-01から1年間の記事一覧
みをつくし料理帖シリーズ(その2) Selected by 安積秀幸副校長先生 みをつくし料理帖を続けて紹介しましょう。この小説には、さりげなく江戸時代の実在の人物が出てきています。 いつも「つる家」で文句をいいながら食事をする清右衛門は、 『南総里見八犬…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 少しずつ、冬季休業が近づいてきました。図書だより12月号では、 休業中の開館日のお知らせとともに、 最近の新着図書の中から 選んだ6冊の図書を紹介しています。
本校では、2004年度以降、 「読書の学校」づくりの一環として、 1年生を対象にした週1回の「読書の時間」(50分授業)や 全学年を対象にした「朝の10分間読書」を順次 採り入れてきました。そして今年は、 自分自身が読んで印象深かった本や 友だちにおすす…
みをつくし料理帖シリーズ Selected by 安積秀幸副校長先生みをつくし料理帖の『八朔の雪』はこのシリーズの第1作であり、 この読書散歩の第15回で紹介しました。この度平成26年9月2日の神戸新聞で この「みをつくし料理帖シリーズ」が完結したと知り、 学校…
「NPO法人 本と温泉」企画の小説 Selected by 安積秀幸副校長先生「NPO法人 本と温泉」が志賀直哉の「城の崎にて」を 豆本で出版されたことは、第24回で紹介しました。その時に万城目学さんが城崎にちなんだ 新しい小説に取り組んでおられることも紹介しまし…
焼物の師匠から紹介された2冊 Selected by 安積秀幸副校長先生 第16回で『越前 古窯の人 −水野九右衛門−』を紹介しました。 その時に私の趣味の一つが茶道で、その関係から兵庫県の焼物について いろいろと教えていただいている師匠のことをお話しました。 …
湯川秀樹と中谷宇吉郎 Selected by 安積秀幸副校長先生 昨日平成26年10月7日、 突然のニュースで、中村修二教授、天野浩教授、赤崎勇教授が 青色のLED開発でノーベル賞を受賞されることを知りました。 中村教授が勤務されていました 日亜化学工業へは見学し…
漱石と科学 Selected by 安積秀幸副校長先生 夏休みも中ごろの8月上旬に鳥取のYさんから大きな荷物が届きました。 わくわくしながら開けてみますとたくさんの資料と本が入っていました。 Yさんには何回も登場いただいているのですが、 「副校長の読書散歩」…
故郷姫路の話題の2冊Selected by 安積秀幸副校長先生 姫路城大天守保存修理の工事も最終段階になりました。 毎日、以前より白い天守閣を電車の窓から見ながら通勤しています。 *大天守保存修理工事中の姫路城 平成27年3月27日からは、再び一般公開される予定…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。2学期が始まりました。図書だより9月号です。 今号では、「読む姫路城」をテーマにした図書紹介のほか、 「読書カード」制度の導入にあわせて、 POP作成について特集してい…
8月6日に、 兵庫県のNIE(Newspaper in Education:教育に新聞を)推進協議会 事務局長である山崎整氏が本校を訪れ、 図書部、文芸部、読書部の生徒26名を対象に 講義をしてくださいました。テーマは、「新聞記事のためのインタビュー入門」です。インタビュ…
読んで納得してしまった本 (二つのパターン)Selected by 安積秀幸副校長先生 本を読んでいて、 著者の方々が書かれていることにすぐに納得してしまいます。 しかし、その納得の仕方が二通りあります。ひとつは、 読んでいるときは「ふんふん。なるほど。」…
宮城谷昌光さんの小説Selected by 安積秀幸副校長先生 宮城谷昌光さんの『古城の風景?』を第27回で紹介しました。 同書は愛知県の古城の紀行文ですが、 宮城谷さんと言えば中国の歴史小説で有名です。 毎日新聞では今、宮城谷さんの「劉邦」が連載されていま…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 図書だより7月号です。いよいよ夏季休業が始まります。 休業期間中も、図書館は8時から15時まで開館しています。読書感想文におすすめの本を展示していますよ! また、図書…
前回に続き、図書部の部員が制作したPOPをご紹介します。 『ツナグ』 辻村深月 『鏡の国のアリス』 作:ルイス・キャロル 訳:高山宏 『不思議の国のアリス・オリジナル』 作:ルイス・キャロル 訳・注:高橋宏 『最後のマドレーヌ』 洲崎澪 図書館に、それ…
図書部の部員が制作したPOPを 2度に分けてご紹介します。 『ダレン・シャン』 作:Darren Shan/訳:橋本恵 『ボッコちゃん』 星新一 『ちょんまげぷりん』 荒木源 『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』 水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子1年生は初めての…
明治の文豪の作品2冊Selected by 安積秀幸副校長先生小学生の時から体が弱く、 小学校4年生のころに右足膝の関節炎で長いことギブスをし、 その後も小学校卒業まで運動はできませんでした。そのことからも、外で運動するより家の中で本を読むことが好きでし…
新聞記事がきっかけでSelected by 安積秀幸副校長先生 本校がNIEの研究指定を受けていることから、 新聞をできるだけ読むことにしています。 その気になって読んでみると、 日曜日に各社が工夫を凝らしている読書コーナー以外にも、 本にかかわる記事が多い…
『ああ無情』(『レ・ミゼラブル』)という本を出版した時のことです。 売れ行きが心配だったユーゴーは、出版社に問い合わせました。 その手紙が「?」です。そして出版社の返事が「!」でした。 蜜蜂・余生 中 勘助 著(岩波文庫) 中勘助は、灘高等学校の…
今年、図書部は1年生8名を新たに迎えました。 放課後の図書室はにぎやかです。8名に、おすすめの本を紹介する POPを作成してもらいました。推薦文に思いを込めたPOPもあれば、 切り絵やイラストを添えて 見せ方に工夫を凝らしたPOPもあって、 「とっておきの…
衝撃を受けた本Selected by 安積秀幸副校長先生 本を読んだことをきっかけに話がどんどん広がり、新たな出会いができます。 このことが読書の楽しみの一つです。出会った方々と話をしているときに何げなく話をされた中に 思いがけない本との出会いが多いよう…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 今月号では、ケーマ・シリ・メモリアル校の来校によせて、 タイ王国関連図書を取り上げています。また、裏面では、新たに蔵書に加わった 「なるにはBooks」シリーズを特集…
国語の先生から紹介された2冊Selected by 安積秀幸副校長先生 今回の本を紹介してくださったのは、 はからずも、私と一緒に同じ学校で教員生活をスタートし、 その後30年余を公立学校で勤務し、 退職後にまた同じ学校ですることになった先生です。 初任の学…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 今年度最初の図書だよりです。図書室では、 たくさんの本との出会いが皆さんを待っています!
あまり知られていない山田風太郎の作品Selected by 安積秀幸副校長先生 山田風太郎と言えば、奇想天外な忍法帳で有名ですが、 なかなか興味深い小説が多いのです。そのことを教えてくださったのが有本倶子さんです。 有本倶子さんは山田風太郎記念館の建設運…
図書室では 今年1月から始まったNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなみ、 昨年末から特別コーナーを展開しています。「副校長先生の読書散歩 ♯24」の中でも 触れられていたとおり、 黒田官兵衛は姫路にとても縁のある人物です。 1546(天文15)年に播磨国の…
書名にひかれて読み始めてしまった本Selected by 安積秀幸副校長先生 新聞広告などに出ている本や、本屋さんに並ぶ本を眺めていると 書名が気になる本があります。 今回紹介する本もそのような本です。 書名とは違った展開に驚いてしまいます。 展開の仕方に…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 今号では、2013年度の図書室の利用状況をもとに 「よく読まれた本」と「年次別の貸出数」を まとめています。また、裏面は全て新着図書の紹介です。 春休みに手にとってみ…
先日、最後の登校日に、 普通科特進コース3年生の生徒たちが プレゼントしてくれた手作りのカードです。隣の、ソーラーで動く「ひまわり」も、 季節ごとの窓辺のディスプレイにと 一緒にプレゼントしてくれたものです。カードの中には、 とっても嬉しいメッ…
巡回セミナーの様子今年の1月下旬、 NIE(Newspaper in Education:教育に新聞を)* 推進協議会による 巡回セミナーの一環として 毎日新聞姫路支局の島津支局長が来校し、 図書部、文芸部、読書部の生徒計20名を対象に 編集講座を実施してくださいました。テ…