兵庫県播磨高等学校の取り組み「読書の学校」の模様を発信中です。

2013-01-01から1年間の記事一覧

副校長の読書散歩 #20

印象に残っているいただいた本selected by 安積秀幸副校長先生 学校の図書館に、集英社から100冊の文庫本をいただいたり また、新聞で紹介されていた募集に応募して 50冊の文春文庫をいただいたりしています。私も今年、いろいろと本を購入したり、 また、い…

クリスマスの図書室から

クリスマスの飾りと関連図書のディスプレイで とってもにぎやかな図書室の様子をご案内します。 ようこそ、クリスマスの図書室へ クリスマスリースは華道部3年生の作品です おすすめ本の図書コーナー 「図書だより12月号」で紹介した図書やクリスマス関連図…

副校長の読書散歩 #19

校主先生、校長先生、園長先生の著書selected by 安積秀幸副校長先生 今年の1月から始めた「副校長の読書散歩」は20回になりました。 気が向くままに興味のある本を読み、紹介してまいりました。 上巻や下巻のある本は1つの本として紹介しましたが、 別の本…

「図書だより 12月号」

※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 12月号の図書だよりは、初めての両面印刷です。特集コーナー「みかんアートと冬芽の楽しみ方」で 取り上げた2冊は、副校長先生からの寄贈図書です。 『冬芽ハンドブック』…

キャリアの授業のプレゼンテーション

"Events for the Four Seasons"常森教諭による英語科のキャリアの授業で、 11月21日と28日の2日間、 グループによる研究発表が行われました。発表のテーマは 「日本の文化・伝統の紹介」です。 英語で日本の文化を紹介します。3年2組の生徒たちは、 10月の下…

副校長の読書散歩 #18

「高校生のための文化講演会」で 集英社からいただいた文庫からselected by 安積秀幸副校長先生 通勤電車の中では、しばしば、吊革につかまりながら 左手に本、右手に吊革という姿勢で読んでいますと、 どうも栞が邪魔になります。特に文庫本では、最初から…

2 同心:

江戸幕府における下級の役人のこと。 次の『浪花ふらふら謎草紙』にも出てきます。 『浪花ふらふら謎草紙』 岡篠名桜(おかしの なお) 著 (集英社文庫) 主人公「花歩」は、 幼い時に父親と旅籠で宿泊したまま、置き去りにされます。旅籠夫婦に育てられて…

図書部員の感想文

前回の「図書室だより」では、 図書部員が当選した「文春文庫50冊」のコーナーを取り上げました。今回は、応募に際して生徒が書いた感想文の中から、 特に印象深かった5点をご紹介します。 生徒の、素直な「つぶやき」が聞こえてきます。 『プリンセス・トヨ…

副校長の読書散歩 #17

学校に寄贈された文庫本からselected by 安積秀幸副校長先生 「図書室だより」に、新聞に出ていた 「文春文庫50冊を寄贈します」の広告に 図書部員が応募して文春文庫を寄贈していただいたことが紹介されました。私も仕事の合間に図書室を訪問するのですが、…

図書部員が当選した「文春文庫50冊」のコーナー

「図書だより 11月号」でもお伝えしたとおり、 文藝春秋の90周年記念事業として 全国の高校図書館を対象に行われた 「文春文庫50冊」のプレゼント企画に 本校の図書部員も応募し、見事、当選しました。文藝春秋より贈っていただいた全50冊を、 カウンター前…

「播磨の100冊」の展示(学芸発表会レポート2)

11月1日・2日に行われた学芸発表会の 第2回目のレポートです。1度目のレポート(図書部員によるブックトーク)はこちら。 (※別画面で表示します。) 本校では昨年、 教職員により組織している100周年構想委員会の 「読書の学校づくり」のメンバーが中心にな…

副校長の読書散歩 #16

「心に残る一言」に出会った小説2冊selected by 安積秀幸副校長先生 「人間到所有青山」という言葉があります。 私は、「人間到所有先輩」と思っています。 少し気心が知れた人には、よく「先輩」と声をかけます。 当然、読んだ本の著者、登場人物も諸先輩の…

図書部員によるブックトーク(学芸発表会レポート1)

11月1日・2日は、本校の学芸発表会でした。両日中に行った、「図書」にまつわる企画・展示の模様を 2度にわたってお伝えします。 今回は、図書室からのレポートです。図書室では今年、 図書部員によるブックトーク*を行いました。2日の土曜日は、学校見学会…

「図書だより 11月号」

※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。図書だより11月号です。今号で紹介しているのは、 先日、本校の図書室にお越しくださった 兵庫教育大学教職大学院客員教授である 廣岡 徹氏の著書『ひょうご文学散歩』です…

副校長の読書散歩 #15

あたたかな気持ちになれる小説2冊selected by 安積秀幸副校長先生 第2回目にドキュメンタリーを取り上げましたが、 今までテーマとして小説は取り上げていませんでした。私は江戸時代の文化に興味を持っており、時代小説もよく読みます。 学生時代には山本周…

「図書だより 10月号」

※画像をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。図書だより10月号です。「秋の夜長に、本と旅する一冊」として おすすめの3作品のほか、 学芸発表会に向けた参考図書を紹介しています。図書室の様子は、追ってご報告します。

副校長の読書散歩 #14

童謡・唱歌を楽しむ3冊selected by 安積秀幸副校長先生 前に小川洋子さんの『科学の扉をノックする』を 紹介しましたときに少し触れましたが、 私はオカリナを粘土で形を作り電気炉で焼いて自作しています。自分で作ったオカリナを時々演奏して楽しんでいま…

副校長の読書散歩 #13

白川静さんの3冊selected by 安積秀幸副校長先生 本を読んでいますと、ある1冊がきっかけになって 次々と関連のある本を読むことになることがよくあります。今回紹介するのも、そのパターンでした。 最初は、恩師米山徹先生からいただいた平凡社新書『白川…

「読書の秋」へのいざない

5月に姉妹校提携を結んだ インドネシア共和国のタラカニタ第1高等学校より、 もうすぐ18名の生徒の皆さんと2名の先生方が来校されます。滞在中のプログラムでは、図書室見学も予定されているため、 図書室の雰囲気を楽しんでもらえるように 歓迎の気持ちを込…

「図書だより 9月号」

※画像をクリックすると、拡大表示でご覧になれます。2学期が始まりました。 図書だより9月号です。図書室の様子は、近日追ってご紹介します。

副校長の読書散歩 #12

第32回全国高校生読書体験コンクール受賞作品からの2冊selected by 安積秀幸副校長先生 6月12日に本校で開催された「高校生のための文化講演会」に先だって、 「読書への招待2013」という小冊子が 教員及び生徒全員の冊数で送られてきました。全国の高校生の…

普通科2年2組の学級登校日

8月22日は、普通科2年2組の学級登校日でした。担任の田中祐子教諭は、 普段からよく図書室を訪れてくださいます。 今回は、クラスの生徒たちにもっと 図書室を知ってもらいたいという 田中教諭の提案により、図書室で過ごすことが決まりました。好きな本を読…

頼もしい助っ人

8/3(土)は、今年第2回目となる本校の体験入学日でした。 プログラムの最後に設けられた部活動の見学の時間には、 2名の中学生が図書部を訪れてくれました。副校長先生の読書散歩コーナーや 姉妹校の展示コーナーを中心に、 40分ほどかけて 図書室をゆっく…

副校長の読書散歩 #11

科学を通して人を知ることができる文庫2冊selected by 安積秀幸副校長先生 私は、たいがい本を読むときには、 「あとがき(または解説)」から読み始めます。 ですから、あとがき→はじめに→本文→あとがきの順になります。あとがきには、その本の著者の思いが…

「図書だより 7月号」

毎月発行の図書だよりです。 *クリックすると拡大表示されます。「税」の作文の参考文献を探しにきた生徒と 一緒に図書を探したり、 貸出しにいらっしゃった先生方と 少しおしゃべりをしたり。夏休みの図書室には 普段よりも少しゆったりした時間が流れてい…

8月の図書室

スイカの美味しい季節です。 8月の図書室から、「図書室だより」をお届けします。季節の展示コーナーには、 表紙の"青"が印象的な図書を集めています。 コーナーを飾る手芸部のかわいい作品が、 図書室に涼しさを運んでくれました。 白やブルーの「アイスボ…

副校長の読書散歩 #10

自己啓発へとつながる三冊selected by 安積秀幸副校長先生 本校では『7つの習慣J』を導入して、 やる気や自主性を引き出し、 「あきらめないこと」や「頑張り続けることの大切さ」を 習慣として身につけることを目指しています。自己啓発のための本は数多…

副校長の読書散歩 #9

古代中国文化に関する二冊selected by 安積秀幸副校長先生 前回の読書散歩で水滸伝を紹介しました。 中学校に入学したころに吉川英治の三国志三巻を 寝るのも忘れて読みふけったことを思い出します。三国志や水滸伝、西遊記など中国の長編小説には 多くの妖…

副校長の読書散歩 #8

宮崎市定先生の2冊 selected by 安積秀幸副校長先生私の大学時代の恩師である米山徹先生は、 専門は物理学ですが いろいろなことに興味を持っておられ、 特に歴史についても詳しく、 多くのことを教えていただきました。米山先生は気に入った本を 古本屋で見…

六月の図書室

今月の季節の展示は、「梅雨」モードです。大喜びでしずくを追いかけるかえるや、 涼しげなイルカが窓辺でお出迎えです。特集コーナーも、複数開設しています。4月に刊行されて、あっというまに今年上半期を代表する1冊となった 『色彩を持たない多崎つくる…