「はりひゃくプロジェクト」を結成しました
今年の1月下旬、
NIE(Newspaper in Education:教育に新聞を)* 推進協議会による
巡回セミナーの一環として
毎日新聞姫路支局の島津支局長が来校し、
図書部、文芸部、読書部の生徒計20名を対象に
編集講座を実施してくださいました。
テーマは、
本校教職員が生徒に向けて選書した
「播磨の100冊」を紹介する
オリジナルの図書新聞「はりひゃく」の制作についてです。
編集講座では、
制作の基本となる編集方針や発行する期間、回数についての解説のほかに、
「記録として残す」「後輩に引き継いでもらう」など、
制作における目的を共有することの大切さについても
お話を伺うことができました。
この編集講座への参加を機に、
図書部、文芸部、読書部の3つのクラブが合同で
「はりひゃくプロジェクト」を結成しました。
文芸部は主にイラストを担当し、
図書部は文章を担当するなど、
普段の各部活動の取り組みの特色を活かしながら、
全校生徒に「播磨の100冊」を紹介するための
図書新聞制作に取り組んでいます。
* NIEとは:
小中高校などの教材として新聞を活用する取り組みを指します。
1930年代にアメリカで始まり、世界74カ国(2011年時点)で実施されている
世界共通の取り組みです。
日本では、1985年以降、教育界と新聞界の連携により推進されており、
2013年度のNIE実践指定校は571校に上ります。
実践指定校に認定されると、新聞の提供を受けたり、
今回の記事で紹介したように巡回セミナーを受講したりする機会を得ることができます。
本校では、2013年5月より、NIE推進協議会を通じて新聞の提供を受け、
図書室で自由に閲覧できるようにしています。