アジアの中の日本Selected by 安積秀幸副校長先生 近頃、テレビでも新聞でも中国を始めアジア各国との関係が 毎日のようにニュースに取り上げられています。 中国や韓国とは政治的には、領土問題がよく取り上げられますが、 一方で相互の人々と積極的に交流…
のび太君の生き方Selected by 安積秀幸副校長先生 今回紹介します2冊の本は、 茺田嘉之先生と昼食をとっていた時に 話をお聞きしたのがきっかけです。茺田先生からお借りして読んでみました。 私が読み終えてから学級文庫に置かれるそうです。著者は富山大学…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 「図書だより 4月号」です。新年度が始まりました。例年、6月には 1年生の各クラスを対象に 図書館の利用ガイダンスを実施しています。今年も、新入生の皆さんと 図書館で…
菜の花忌シンポジウムに出席してSelected by 安積秀幸副校長先生 司馬遼太郎が好きだった菜の花にちなんで、 2月12日の命日を「菜の花忌」と言います。平成27年2月7日にNHK大坂ホールで 菜の花忌シンポジウムが開催されました。鳥取のYさんから電話をい…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 図書だより3月号です。今号では、 明日への一歩に新たな力をくれる 図書を2冊紹介しています。 間もなく、春季休業が始まります。 図書館の開館日は以下の通りです。◆春季…
新しい季節の足音が聞こえて来ました。図書館では、 手芸部の作品や、 図書部の1年生が飾ってくれたぬいぐるみが ひとあし早い春のディスプレイを 盛り上げてくれています。図書部はいま、 新年度を前に、クラブ紹介の原稿を考えたり 書架列の見出しづくりの…
「踏絵」に関係する三冊Selected by 安積秀幸副校長先生 平成26年10月にポーランド研修旅行で 姉妹校のナザレ校、大統領宮殿、ワルシャワ市内、 クラクフ市内、アウシュビッツ等を訪問しました。ナザレ校はカトリックの学校で、キリスト教の様々な施設があり…
自然の美――雪の結晶Selected by 安積秀幸副校長先生 身の回りの自然の美しさに心を奪われることがあります。今の季節、雪の結晶の美しさに 魅せられた人は多いと思います。 また、雪の結晶の写真集などはたくさん刊行され、 その美しさに感動された方も多い…
※以下の画像は、クリックすると別画面にて表示されます。 3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これからも本との出会いを楽しんで下さいね。 そして、本は著者の生き方を学び、 自分の知らなかった世界を知るきっかけになります。 それと同時に、心…
写本にまつわる2冊Selected by 安積秀幸副校長先生 昔の人は本を読むために大変な苦労をされています。 持っておられる方にお願いして借りて、自分で懸命に書き写しておられます。 私も以前に似たようなことをしましたが大変な時間と労力がいります。お茶を…
不易と流行Selected by 安積秀幸副校長先生 教育の世界においても「不易と流行」という言葉をよく聞きます。 時代の流れの中で変わってはならないこと「不易」と、 時代の流れに従って臨機応変に対応しなればならない「流行」が 絶えず求められています。兵…
みをつくし料理帖シリーズ(その2) Selected by 安積秀幸副校長先生 みをつくし料理帖を続けて紹介しましょう。この小説には、さりげなく江戸時代の実在の人物が出てきています。 いつも「つる家」で文句をいいながら食事をする清右衛門は、 『南総里見八犬…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 少しずつ、冬季休業が近づいてきました。図書だより12月号では、 休業中の開館日のお知らせとともに、 最近の新着図書の中から 選んだ6冊の図書を紹介しています。
本校では、2004年度以降、 「読書の学校」づくりの一環として、 1年生を対象にした週1回の「読書の時間」(50分授業)や 全学年を対象にした「朝の10分間読書」を順次 採り入れてきました。そして今年は、 自分自身が読んで印象深かった本や 友だちにおすす…
みをつくし料理帖シリーズ Selected by 安積秀幸副校長先生みをつくし料理帖の『八朔の雪』はこのシリーズの第1作であり、 この読書散歩の第15回で紹介しました。この度平成26年9月2日の神戸新聞で この「みをつくし料理帖シリーズ」が完結したと知り、 学校…
「NPO法人 本と温泉」企画の小説 Selected by 安積秀幸副校長先生「NPO法人 本と温泉」が志賀直哉の「城の崎にて」を 豆本で出版されたことは、第24回で紹介しました。その時に万城目学さんが城崎にちなんだ 新しい小説に取り組んでおられることも紹介しまし…
焼物の師匠から紹介された2冊 Selected by 安積秀幸副校長先生 第16回で『越前 古窯の人 −水野九右衛門−』を紹介しました。 その時に私の趣味の一つが茶道で、その関係から兵庫県の焼物について いろいろと教えていただいている師匠のことをお話しました。 …
湯川秀樹と中谷宇吉郎 Selected by 安積秀幸副校長先生 昨日平成26年10月7日、 突然のニュースで、中村修二教授、天野浩教授、赤崎勇教授が 青色のLED開発でノーベル賞を受賞されることを知りました。 中村教授が勤務されていました 日亜化学工業へは見学し…
漱石と科学 Selected by 安積秀幸副校長先生 夏休みも中ごろの8月上旬に鳥取のYさんから大きな荷物が届きました。 わくわくしながら開けてみますとたくさんの資料と本が入っていました。 Yさんには何回も登場いただいているのですが、 「副校長の読書散歩」…
故郷姫路の話題の2冊Selected by 安積秀幸副校長先生 姫路城大天守保存修理の工事も最終段階になりました。 毎日、以前より白い天守閣を電車の窓から見ながら通勤しています。 *大天守保存修理工事中の姫路城 平成27年3月27日からは、再び一般公開される予定…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。2学期が始まりました。図書だより9月号です。 今号では、「読む姫路城」をテーマにした図書紹介のほか、 「読書カード」制度の導入にあわせて、 POP作成について特集してい…
8月6日に、 兵庫県のNIE(Newspaper in Education:教育に新聞を)推進協議会 事務局長である山崎整氏が本校を訪れ、 図書部、文芸部、読書部の生徒26名を対象に 講義をしてくださいました。テーマは、「新聞記事のためのインタビュー入門」です。インタビュ…
読んで納得してしまった本 (二つのパターン)Selected by 安積秀幸副校長先生 本を読んでいて、 著者の方々が書かれていることにすぐに納得してしまいます。 しかし、その納得の仕方が二通りあります。ひとつは、 読んでいるときは「ふんふん。なるほど。」…
宮城谷昌光さんの小説Selected by 安積秀幸副校長先生 宮城谷昌光さんの『古城の風景?』を第27回で紹介しました。 同書は愛知県の古城の紀行文ですが、 宮城谷さんと言えば中国の歴史小説で有名です。 毎日新聞では今、宮城谷さんの「劉邦」が連載されていま…
※画像をクリックすると、別画面にて表示されます。 ズームアップしてご覧ください。 図書だより7月号です。いよいよ夏季休業が始まります。 休業期間中も、図書館は8時から15時まで開館しています。読書感想文におすすめの本を展示していますよ! また、図書…
前回に続き、図書部の部員が制作したPOPをご紹介します。 『ツナグ』 辻村深月 『鏡の国のアリス』 作:ルイス・キャロル 訳:高山宏 『不思議の国のアリス・オリジナル』 作:ルイス・キャロル 訳・注:高橋宏 『最後のマドレーヌ』 洲崎澪 図書館に、それ…
図書部の部員が制作したPOPを 2度に分けてご紹介します。 『ダレン・シャン』 作:Darren Shan/訳:橋本恵 『ボッコちゃん』 星新一 『ちょんまげぷりん』 荒木源 『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』 水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子1年生は初めての…
明治の文豪の作品2冊Selected by 安積秀幸副校長先生小学生の時から体が弱く、 小学校4年生のころに右足膝の関節炎で長いことギブスをし、 その後も小学校卒業まで運動はできませんでした。そのことからも、外で運動するより家の中で本を読むことが好きでし…
新聞記事がきっかけでSelected by 安積秀幸副校長先生 本校がNIEの研究指定を受けていることから、 新聞をできるだけ読むことにしています。 その気になって読んでみると、 日曜日に各社が工夫を凝らしている読書コーナー以外にも、 本にかかわる記事が多い…
『ああ無情』(『レ・ミゼラブル』)という本を出版した時のことです。 売れ行きが心配だったユーゴーは、出版社に問い合わせました。 その手紙が「?」です。そして出版社の返事が「!」でした。 蜜蜂・余生 中 勘助 著(岩波文庫) 中勘助は、灘高等学校の…