藍・愛・ふれあい・布の手あそび selected by 家庭科
『藍・愛・ふれあい・布の手あそび』 浅田重子
selected by 家庭科 藤原定子先生
リンパ腫を患った浅田重子さん。
闘病の辛さを逃れるため、
彼女は針と糸を手に布へと向かう。
「継ぎ接ぎ作品展」に展示された大作から
小物に至るまで、
様々な作品を収めた写真集である。
絣をはぎあわせ、
人と人との縁を繋ぐ――
大量生産、大量消費、大量廃棄の時代を
生きる私達だが、
その片隅では幾世代にもわたって
様々な生活者にいとおしまれた布たちが、
密かに眠り、忘れ去られている。
そんな布たちが素晴らしく生き返ることを、
この本から知ってほしい。
* 先生の1冊とは?