兵庫県播磨高等学校の取り組み「読書の学校」の模様を発信中です。

藍・愛・ふれあい・布の手あそび selected by 家庭科

藍・愛・ふれあい・布の手あそび(広島県庄原市HPより)_convert_20120911094812


『藍・愛・ふれあい・布の手あそび』 浅田重子
selected by 家庭科 藤原定子先生



リンパ腫を患った浅田重子さん。
闘病の辛さを逃れるため、
彼女は針と糸を手に布へと向かう。

「継ぎ接ぎ作品展」に展示された大作から
小物に至るまで、
様々な作品を収めた写真集である。

絣をはぎあわせ、
人と人との縁を繋ぐ――

大量生産、大量消費、大量廃棄の時代を
生きる私達だが、
その片隅では幾世代にもわたって
様々な生活者にいとおしまれた布たちが、
密かに眠り、忘れ去られている。

そんな布たちが素晴らしく生き返ることを、
この本から知ってほしい。


* 先生の1冊とは?