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兵庫県播磨高等学校の取り組み「読書の学校」の模様を発信中です。

将来を考える1年生の皆さんへ

皆さんが進路を考えるうえで、
自分から行動を起こしてみることが大切だと考えている本校では、
読書を行動のひとつと捉えています。
誰かの物語を通して心が震える体験が、
それぞれの将来像を形づくっていくと思うからです。

本校オリジナルの進路指導テキスト
「ハーベストアワー」で推薦された本を紹介します。


◆1年生


〜 いのちのバトン――“生かされている”ことに気付く2冊 〜

?かないくん  ?pray for japan  


『かないくん』 谷川俊太郎松本大洋
ある日、クラスから、突然いなくなった「かないくん」。
日常に不意に訪れる「死」を、選び抜かれた言葉と絵で
浮かび上がらせた一冊。


『PRAY FOR JAPAN 3.11世界が祈り始めた日』
2011年に起きた東日本大震災のあとに、
「PRAY FOR JAPAN」という言葉とともに
世界中から送られたメッセージと写真を集めた一冊。





〜 将来に向かって、悩み、考え、踏み出す――“働く” ヒントをくれる2冊 〜

?魔女の宅急便  ?みんなのなやみ 


魔女の宅急便 角野栄子
魔女として独り立ちするために、
初めての街にやってきた魔女のキキと黒猫のジジ。
自分が役立てることはなんだろうと、
キキが一所懸命に考えて選んだ職業とは?


『みんなのなやみ』 重松清
「わたしがいま抱えている、
どうしようもない感情のことを、聞いてください」
――10代の若者たちの、よくあるようで、唯一無二の悩みに、
著者がていねいに答えていく一冊。





〜 青春と喪失――“生きる自分” を見つめなおす2冊 〜

?オレンジアンドタール  くちびるにうたをリサイズ


『オレンジ・アンド・タール』 藤沢周
同級生の自殺をきっかけに、主人公たちは考え始める。
自分はどうして生きているのだろう、
自分とは何だろう。


『くちびるに歌を』 中田永一
長崎県五島列島の中学校を舞台に、
全国コンクールを目指す合唱部とその家族の物語。
日々に懸命に取り組むことを通し、主人公たちは自分の生き方に向き合う。





〜 生・愛・死――“これまで” と ”これから” に触れる2冊 〜

?何もかも憂鬱な夜に(文庫)  ?八日目の蝉  


『何もかも憂鬱な夜に』 中村文則
「僕」は刑務官で、施設で育った。
担当するのは夫婦二人を刺殺した二十歳の死刑囚。
「こんなにも生きる意味を教えてくれる小説はなかった」(解説より)


『八日目の蝉』 角田光代
幼い頃に誘拐事件の被害者となり、
実の両親のもとに戻った主人公は、家族との軋轢に悩む。
けれども自分には、誰かにきちんと愛された記憶がある。
愛してくれたその人とは。