六月の図書室
今月の季節の展示は、「梅雨」モードです。
大喜びでしずくを追いかけるかえるや、
涼しげなイルカが窓辺でお出迎えです。
特集コーナーも、複数開設しています。
4月に刊行されて、あっというまに今年上半期を代表する1冊となった
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を中心に、
村上春樹特集を展開中です。
その傍らには、今年の青少年読書感想文全国コンクールの
課題図書3冊を集めました。
・『ジョン万次郎海を渡ったサムライ魂』 マーギー・プロイス
・『宇宙へ「出張」してきます』 古川聡/林公代/毎日新聞科学環境部
・『歌え!多摩川高校合唱部』 本田有明
また、いよいよ来週に迫った2年生の修学旅行に合わせて、
おすすめのガイドブックのほか、
旅行の行き先である北海道にゆかりの深い作品も集めてみました。
窓辺の新着図書コーナーも、充実しています。
まだまだこれだけではありません。
6/12(水)に特別講演会が予定されている
高橋源一郎さんの特集コーナーや、
つい最近図書室で受け入れを始めた
「のじぎく文庫」のコーナーも新たに設けています。
*高橋源一郎さんの本は姫路市立図書館から急きょ貸し出していただいたもの。
*「のじぎく文庫」は「ふるさと兵庫」をテーマに掲げる兵庫県に根ざした出版組織として1958年に誕生しました。
高橋源一郎さんの講演会の様子と、
「のじぎく文庫」については追って詳しくご紹介したいと考えています。
いよいよ来週からは、1年生を対象にした
図書室の利用ガイダンスも始まります。
今年も、ガイダンスと併せてブックトークを行う予定です。