兵庫県播磨高等学校の取り組み「読書の学校」の模様を発信中です。

播磨の50冊――学芸発表会にて

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さる11月2日、3日に行われた学芸発表会における
「読書の学校」づくりの取り組みをレポートします。

テーマは「播磨の50冊」です。

昨年、本校では
生徒に読んでほしい本を「播磨の30冊」として選書し、
オリジナルの紹介文を添えたPOPとともに
学芸発表会でディスプレイしました。

そして今年、
流行にとらわれることのない
文学の楽しみを持った作品を生徒に――
というコンセプトのもとで、
昨年の30冊を含めた計80冊と、教員がとくに推薦した作品の中から
決定したのが「播磨の50冊」です。

また、50冊の中には、
本校がポーランドタイ王国に姉妹校をもつことから、
両国にちなんだ作品も含まれています。
研修旅行や交換留学を通じて、
互いの国の文化にたいする理解を徐々に深めている生徒たちに、
改めて手にとってもらいたい作品です。

学芸発表会当日は、
今年新たに加わった作品には新たなPOPを添えて、
全50冊をディスプレイしました。
会場では、来場された方々が、
1冊ずつ手にとって見てくださっていました。

「播磨の50冊」の傍らに設けた
「手づくりしおり」の体験コーナーでは、
訪れた方々が思い思いのしおりを
楽しそうに作っている姿が見られました。

しおり制作中の生徒たち
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*2005年には、タイ王国のケーマ・シリ・メモリアル校と、
また2011年には、ポーランドのナザレ校と
姉妹校提携を結んでいます。