兵庫県播磨高等学校の取り組み「読書の学校」の模様を発信中です。

「図書室づくりをしよう。」(第2回)

*第1回のレポートをご覧になるにはここをクリックしてください。

読書部、図書部、文芸部の生徒たちによる、
図書室づくりをしよう。」の活動レポートです。



■第2回のレポート

日時:
 2011年7月27日(水)

内容:
 テーマごとに本を並べる本棚づくり(準備編)

レポート:
 生徒が持ち寄った10数冊の本を、
 「テーマ」で分けて本棚に並べるための準備を行いました。
 作業は以下のステップで進められました。

  (1)生徒は自分が選んだ本から3つのキーワードを考え、
     それぞれ黒板に書き出す。
  (2)同じ内容のキーワードが出された本同士をつなぎ、
     ひとつのカテゴリーとする。
  (3)同じカテゴリーに入った本を選んだ生徒がひとつのグループになって、
     カテゴリーのテーマを考える。


 「この3冊に共通点はない。だから、3冊をくくるテーマは、
 3冊のなかから探すんじゃなくて、私たちが考えるんだ」
 ――という点にひとりの生徒が気づき、
 そこからカテゴリーのテーマ設定が一気に進みました。


 キーワード出しの段階で、
 それぞれの本の魅力が伝わる独自性のあるキーワードが多く出されたことで、
 おもしろみのあるカテゴライズが実現しました。

 また、グループに分かれてテーマを考える段階では、
 同じグループの友だちに対して、
 本の内容をできるだけわかりやすく・おもしろそうに、
 伝えようとする様子が見られました。

 そのことが、
 目にした人に魅力が伝わるテーマPOPの完成につながったようです。


カテゴリとテーマの紹介:
 生徒たちが持ち寄った本のグルーピングと、設定されたテーマは
 以下の通りです。
 *表をクリックすると全体をご覧になることができます。
表_カテゴリテーマ一覧




活動風景:
<キーワードが書き出された黒板>
1_キーワードが書き出された黒板_convert


<グループで相談する生徒たち>
2_グループで相談する生徒たち_convert

3_グループで相談する生徒たち2_convert



<カテゴリ分けされた本>
本とテーマ1_convert 本とテーマ2_convert
本とテーマ3_convert 本とテーマ4_convert